★ロシア空軍改革に関する発言まとめ

サドフィエフ空軍副司令官が空軍改革について行った発言がRIA Novostiで取り上げられておりましたところ、以下、まとめ。

★新型機の導入予定について
・2020年までに2000機の航空機・ヘリコプターを調達する
・このうち、新規調達は1500機以上、近代化改修が約400機となる
・2011年度の調達予定機種は、Su-27Sm、Su-30M2、Su-34、Su-35S、Yak-130
・陸軍航空隊(空軍指揮下)に対しては、Ka-52、Mi-28N、Mi-8AMTSh(Mi-8MVT5-1)、Mi-226、アンサート-Uを調達
・近代化の優先項目は、前線航空軍・陸軍航空隊の装備更新、武器装備の水準維持、将来型装備の研究開発など
・Tu-95MS、Tu-160、Tu-22M3、Il-78(M)の近代化と就役期間延長を実施
・輸送機部隊の近代化は、まず既存機の近代化改修を進めた後に新型機の購入を進めると言う二段階で実施。これにより全体の50%以上が近代化機・新型機で占められるようにする
・前線航空部隊は著しく変化する。中期的に全体の50%が新型機となり、14%が将来型航空機(PAK-FA?)となる


★飛行場の閉鎖について
・平時に使用されていないいくつかの飛行場を一時閉鎖または(軍民?)共用とすることもあり得る
現在の飛行場ネットワークは満足すべき状態にああるが、同時に、維持のために相当の資材と資金が必要とされている
・近い将来に飛行場ネットワークを再編し、各飛行場に配備される航空機・ヘリコプターの種類・数を増加させる
・兵舎や建物の再建にも着手する
・他の省庁の航空部隊と基地を共有できるよう、法整備を進める


★教育体制の刷新
・2011-2016年の間、欠員補充を除いて飛行学校への人員募集を停止する。これは過去数年の組織改編によって必要な飛行士の数が減少したため
・飛行士の教育は、「N.Eジューコフスキー教授およびYu.A.ガガーリン記念空軍アカデミー」に集約される。同アカデミーは2つの支部を持ち、固定翼機パイロットの養成はクラスノダールで、ヘリパイロットの養成はスィズランで行われる


★各種数値目標
・2020年までに近代的な精密誘導兵器の数を現在の18倍まで増加させ、全体に占める割合を70%とする
・夜間・全天候で飛行可能な航空機の数を4.5倍にする
・航空機・ヘリの損失を10~12分の1にする
・無人航空機の占める割りを6倍増の30%とする
・航空基地が100%、統一的な偵察・情報ベースで活動できるようにする


とりあえず、装備近代化についてはこれまで出てきた数字とさほど変わらないものの、近代化改修気が約400機というのは新しい数字かと思います(1500機の中に近代化改修分も含むのかと思っていた)。
それから飛行場の削減については、全体で27個所まで減らすという以前の発表と較べてややトーンダウンしているように感じるのですがいかがでしょうか。
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