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★2012年度国防予算案と「将軍たちの叛乱」?

★2012-2014年の国防予算見通し
今月7日、財務省は内閣に対して2012-2014年の連邦予算案を提出した
2012年度に関して言えば、財政赤字は当初の見積もりを下回る2.7%程度に抑えられたものの、教育、社会保障、イノヴェーション、連邦準備基金などの伸びは軒並み頭打ちであった。
こうした中、顕著な伸びを示したのが「国防」の項目である。各年度の支出は次の通り。

2012年:1兆8477億ルーブル
2013年:2兆3347億ルーブル
2014年:2兆7526億ルーブル

毎年5000億ルーブル(およそ1兆5000億円)ずつ国防費が伸びていく計算で、インフレ率を考慮しても実質的な伸びはかなり大きい。
今後の予算案の審議状況を注意深く見守りたい。


★若手軍高官が突然の辞任
『独立新聞』によると、最近、軍の要職にある若手将軍が相次いで辞任した。マカロフ参謀総長との不和が原因とされる。
辞任したのは、アンドレイ・トレチャク参謀本部作戦総局長(少将)、セルゲイ・スココフ陸軍副総司令官(少将)、オレグ・イワノフ参謀本部電子戦局長など。いずれも40代から50代初頭の若手将軍である。

『独立新聞』にある国防省関係者が語ったとされる内容がなかなか面白い。
この関係者によれば、参謀本部が軍改革に反発しているのはたしかだが、それはセルジュコフ国防省の政策に対してではなく、マカロフ参謀総長のやり方に対してであるという。
これがどこまで参謀本部内の「空気」に近いのかはわからないが、若手将軍の連続辞任が起こっていることは事実であり、依然として軍改革への風当たりは強いものと察せられる。
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