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★航空宇宙防衛軍の設立に向けた作業続く

7月23日、航空宇宙防衛作戦戦略コマンド(OSK-VKO)のイワノフ司令官は、防空およびミサイル防衛の統合計画について『赤い星』に語った
OSK-VKOというのはロシア空軍内部の組織で、モスクワおよびロシア西部の主要な産業地帯や重要施設約140個所の防衛を担当する組織。
防空戦闘機のほか、MD能力を有する最新鋭のS-400防空システムもモスクワ周辺に配備している。

したがって、その意味ではOSK-VKOはすでに防空とミサイル防衛を統合した組織と言えなくもないのだが、S-400で迎撃できるのはIRBM(中距離弾道弾)までであり、ICBMからの攻撃を発見・撃墜する任務は空軍と別組織である宇宙軍(KV)が担っている。
これに対してメドヴェージェフ大統領は昨年11月、これを統合して単一の航空宇宙防衛組織へと改編することを提唱し、今年12月までに改編が完了することになっていた。
国営新聞『ラシースカヤ・ガゼッタ』のほうの記事を見ると、12月を前に組織の設立はすでに完了したという。

ところが、その実態が今ひとつよく分からない。
『赤い星』のほうのイワノフ司令官のコメントをよく読んでみると、

- Создаваемая система Воздушно-космической обороны сейчас интегрируется и развивается. В настоящее время идёт процесс объединения Космических войск и Оперативно-стратегического командования.
設立される航空宇宙坊システムについては、今、統合と発展が進んでいます。現時点では宇宙軍とOSK VKOの合併プロセスが進んでいるところです。



ということなので、宇宙軍とOSK VKOが核になるらしいことははっきりしている。
ただ、宇宙軍そのものが空軍に吸収されるという話はきこえてこないので、宇宙軍の中でもミサイル防衛関係の部隊だけをOSK-VKO側に移管するのか、それとも合同司令部のようなものをつくって、あくまで別組織のまま統合運用するのか―――などについては、もう少し情報を待つ必要があるだろう。
空軍と宇宙軍の間でもきちんと話がついていないということも十分にありうる。


それからイワノフ司令官の発言によると、現在、モスクワ西部のエレクトロスターリ市に駐屯している1個S-400連隊に加え、7月31日までドミトロフ市で2個目の連隊が、今年中にはズヴェニゴーラット市で3個目の連隊が発足予定であるという。
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