★戦略ロケット軍のICBM調達数(続報)

先日のエントリで、今年のICBM調達数が合計10基になる旨をお伝えしたが、最終的にはどうも14基になるようなので補足。カラカエフ戦略ロケット軍司令官によると、テイコヴォの戦略ロケット軍で2個目のRS-24装備連隊が発足した。昨年、テイコヴォでは最初の連隊が2個大隊=ICBM×6基編成で発足していたが、これが今年8月に3個大隊=ICBM×9基)で完全編成に達していた。さら今年12月には2個目の連隊に最初の1個大隊=ICBM×6基が配備さ...

★『軍事研究』1月号その他書き物

先週のことになりますが、『軍事研究』誌の1月号が発売になりました。今月は毎年恒例の「今年のロシア軍事情勢総括」ということで、ロシア軍内の汚職の状況や9月にカムチャッカで行われた太平洋艦隊大演習の顛末、さらには装備更新を巡る騒動、憲兵隊創設を巡るポリティクスなど取り上げてみました。それから、こちらはちょっとロシア語関係でお手伝いした程度なんですが、宝島社から『ファンタジー・ネーミング辞典EX』というもの...

2011年のICBM調達数

11月19日、ロシア戦略ロケット軍のカラカエフ司令官が2011年のICBM調達状況を明らかにした。この発言によると今年はテイコヴォ基地にRS-24「ヤルス」道路移動型ICBM×2個大隊が配備されたほか、タチシェヴォ基地にRS-12M2「トーポリM」サイロ発射型ICBM×2基が配備された。道路移動型ICBMは1個大隊=ミサイル3基なので、「ヤルス」の配備数は6基だったことになる(続報→9基になる可能性が出てきた)。また、タチシェヴォには年内にさ...

ロシアの国家国防発注増額に関する情報まとめ

★2012年度の国家国防発注(GOZ)今年はロシア軍の装備調達を巡って大きなスキャンダルが持ち上がったが、装備更新がロシア政府の重要課題である現状には変わりはなく、来年も巨額の装備調達費が支出される予定である。問題はその額だが、発言者によって数字が全然違うので、以下のように整理してみた。①セルジュコフ国防相(7月6日)2011年のGOZは5815億ルーブル。うち18%にあたる約1000億ルーブルが、装備価格高騰のために執行停止...