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旧ソ連・ロシアの軍事・安全保障情勢をお届けするメルマガ『赤星通信』の第13号が配信になりました。
今回はロシアの国防政策基本文書である『国防法』の改正法案について考察してみました。
そのほか、ドイツとオランダが共同開発したボクサーGTK装甲車の試験をロシア国防省が実施するとのニュースや、新型重ICBMの基礎設計が完了したニュース等をお届けします。
ブログでは国防法改正についてのニュースの前半部分を公開します。

(続きはメルマガに登録頂くとお読み頂けます)
http://www.mag2.com/m/0001568270.html)。




赤星通信 第13号 改正国某法案提出/独蘭製装甲車の試験実施へ/新型重ICBMの基礎設計を完了

2012.10.22



 ロシアの軍事・安全保障情勢をお届けする『赤星通信』の第13号です。
 今回は国防法の改正に関する動きとその背景について考察するほか、新兵器関連の話題でお届け致します。



目次
★改正国某法案提出
★独蘭製装甲車の試験実施
★新型重ICBMの基礎設計を完了
★編集後記



★改正国某法案提出

 10月1日、プーチン大統領は、ロシアの国防について定めた基本法『国防法』の改正案を下院に提出した。
 提出された改正法案の原文は以下の通りである(ロシア下院公式サイトより。http://asozd2.duma.gov.ru/work/dz.nsf/ByID/6EF2EA6429D3102643257A8B002AAAB2/$File/text.pdf?OpenElement)。
 これまでにも国防法の小改正は幾度も行われてきているが、今回のそれはインパクトが大きい。
 今回の改正の最大の特徴は、第2章において「国防計画」の概念が取り入れられたことである。
 「国防計画」とは如何なる概念なのか。
 新たに挿入された文言は以下の通りである。
 
第2章 国防計画
(1)国防の領域における計画及び施策の実施のため、国防計画が策定される。これは軍事的計画に関する相互に関連する文書群を含むものである。
(2)「ロシア連邦国防計画」を含む軍事的計画文書の策定は、「ロシア連邦における軍事計画の規定」に基づいて実施される。

 要するに、「国防計画」という総合的なプランを策定し、これに合わせて具体的な軍事計画や国防政策の実施要領を定めようということのようだ。
 改正法案第2条第7項によれば、国防計画に基づいて策定される下位文書群は以下の通りである。

・ロシア連邦軍及びその他の軍事部隊の建設と発展に関する概念及び計画
・ロシア連邦軍の使用に関する計画
・ロシア連邦軍の動員計画
・ロシア連邦に対する侵略の脅威が発生した際における各種施策の実施計画(動員宣言まで)
・ロシア連邦における戦時への移行計画
・ロシア連邦の領土における国防のための対策機関に関する計画
・ロシア連邦における経済動員の主要指標

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