★最近の書き物 「東アジア軍事情勢パーフェクトガイド」

歴史群像シリーズからこんな本が出ました。



そうそうたる面々が並んでいますが、私も端っこの方で極東ロシア軍のこととか書かせていただいております。
相変わらず緊迫する東アジア情勢を理解する一助として手にとっていただければ幸いです。
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★Yahoo!ニュース個人 「シリアに武器を供与し続けるロシア その狙いは?」

シリア問題を巡る国際会議を前にして、シリア情勢がさらに緊迫化しています。
ロシアが会議開催に合意した直後にS-300防空システムの対シリア供与話が浮上。一方、EUもシリアに対する武器禁輸を緩和して反体制派に武器供与を認めることになりました。

こうした中、ロシアはシリアにどんな武器をどの程度供与しているのか?そのインパクトはどの程度か?といったお話をYahoo!ニュースに書かせていただきました。

シリアに武器を供与し続けるロシア その狙いは?

閲覧無料ですので、ご一読いただけましたら幸いです。

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★『赤星通信』第43号 モスクワでの欧州安保会議 MDの視点から

旧ソ連・ロシアの軍事・安全保障情報をお届けするメルマガ「赤星通信」の第43号を配信しました。
今回はモスクワで米国・NATOの代表者を招いて開催された欧州安全保障会議の中から、ミサイル防衛問題についてのロシア側高官の発言とその背景について考察してみました。
このブログでは前半部分を公開致します。
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目次
★モスクワでの欧州安保会議 MD問題の観点から
★編集後記



★モスクワでの欧州安保会議 MD問題の観点から
 本メルマガの前号でもお伝えした通り、モスクワで国防省主催の欧州安保に関する会議が開催された、ここではとりあえず、ミサイル防衛に関するロシア側の発言をまとめてみたい。
(http://ria.ru/trend/Security_Europe_Conference_23052013/)


イワノフ大統領府長官
・MD問題に関していかなる妥協も求めない。確固たる法的保障が必要
・現在のMDに対する西側のアプローチは一方的であり、認められない
・対等な安全保障を求めざるを得ず、現在の問題は西側に責任がある
・法的保障は第一に、ロシアの核戦力及びそのポテンシャルを損なわないものであること
・第二に、MDが欧州大西洋地域外からの脅威に対してのみ作用するものであること。これに関しては、MDシステムの能力に関して客観的な軍事・技術的基準が設けられるべきであること

ショイグ国防相
・一方的なMD配備が欧州安全保障を損なっている
・ロシアとNATOの間では互いを敵と見なさいことで合意が出来ている
・グローバル及び欧州規模の核戦争の可能性は低下している
・戦略的対等性を確保するための核抑止の重要性は依然存在している
・技術の進展により、精密誘導兵器、非戦略MD、無人航空機、ロボットか兵器が大きな役割を果たすようになってきている

アントノフ国防次官
・南方から欧州諸国にミサイルが発射されれば必ずロシア上空を通過することになる。ロシアはこれを座視するつもりはない
・従ってロシアはNATOとの統一的なMDシステムを提案する
・米国がMDに関する透明性を向上させることは歓迎するが、それはロシアの懸念を払拭することにはならない
・米国が一方的にMD配備を行えばロシアは対抗措置をとらざるを得ない。そのようなことが起こらないような合意を欲する
・法的保障に何を盛り込めばよいかは米側が承知している筈



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★Yahoo!ニュース個人 「北方領土のロシア軍近代化と地政学」

Yahoo!ニュース個人にこんな記事を書かせていただきました。

北方領土のロシア軍近代化と地政学

北方領土に駐留するロシア軍の兵力や近代化の状況についてまとめるとともに、その地政学的な位置づけを解説した記事です。
SSBNの航路としての重要性(とその相対性)、そして北極海航路の出入り口としての価値などを論じてみました。
宜しければご覧下さい(閲覧無料)。

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★Kindleを実戦配備した件

ふとしたきっかけでAmazonの電子書籍リーダーKindleを買ってみました。



画面が電子インクで非常に見やすいのと、操作が直感的で簡単なのとで使い勝手がいいです。
バッテリーも相当保つようで、先週買ってから一度も充電していないのにまだ十分動いています。
難点は無線LAN環境が無いと商品のダウンロードができない点でしょうが、まぁこれはどのリーダーやタブレットでも同じだと思いますし(多分)。

物書きとしての立場からありがたいのは、洋書が安く、しかもすぐに手に入る点ですね。
英語の研究書は最近、高価なハードカバーと廉価なペーパーバックを同時に出すようになっているのでまだいいとして、急いで欲しい本が何週間も待たなければ手に入らない、ということがないのが嬉しいです。
これでロシア語の本も手に入るようになれば最強なんですが、まだAmazonはロシアに進出していないのですよねぇ。

ちなみに冷戦ノスタルジスト兼団地マニアでもある筆者は、記念すべきKindle第1冊目として原武史『レッドアローとスターハウス』を購入してみました。



団地と社会主義の親和性という観点から、バリバリの反共・親米家であった堤の「西武帝国」で逆に革新勢力が勢いを伸ばしていった、という異色の冷戦史です。
筆者は『滝山コミューン一九七四』など以前から日本の社会主義と団地についての論考を発表していますが、本書は特に「読ませる」ものであったと思います(『滝山〜』のほうは、ちょっとどうかなと思われるところもありましたし)。
また、日本の団地とソ連の団地の比較をモスクワのノーヴィチェリョームィシュキ団地訪問記を交えながら論じていますが、僕もこの団地のすぐ隣(徒歩圏内)に住んでいたため、そういう意味でも面白い本でした。
そして何より、構成主義風の表紙がかっこいい!
ハードカバー板も出ているので、Kindleユーザー以外の方にも是非お勧めします。

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★『赤星通信』第41号 国家国防発注/2012年航空機調達実績

ロシアの軍事・安全保障情勢をお届けするメルマガ『赤星通信』の第41号を先週配信しました。
今回は、ロシア軍の装備発注が相変わらず価格問題で難航している件と、ロシア軍による2012年度の航空機調達の実績についての記事を配信しています。
本ブログでは航空機調達実績についての記事を公開します。
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赤星通信 第41号 国家国防発注の契約は今年も難航/2012年度の航空機調達実績
2013.5.13

目次
★国家国防発注は今年も難航
★2012年度の航空機調達実績
★編集後記



★2012年度の航空機調達実績
調達の進むSu-34戦闘爆撃機
 上記の記事中におけるボリソフの発言では、これまでの装備担当国防次官が行ってきた装備品の調達実績に関する説明がほとんど聴かれなかった。
 唯一あったのは航空機関連で、2012年が合計35機、2013年が60機、2014年は100機としている。
 航空専門誌 “Взлёт”3月号によると、2012年中にロシア軍が購入したのは、

・Su-30SM戦闘爆撃機2機(昨年:0機)
・Su-34戦闘爆撃機10機(昨年:6機)
・Su-35S戦闘機8機(昨年:2機)
・Yak-130練習機15機(昨年:8機)
 合計:35機(昨年:28機)

である。2011年と比べると航空機調達が着実に伸びていることが見て取れよう。
 旧式機に対する近代化改修も進み、MiG-31迎撃戦闘機(MiG-31BM仕様。15機)とSu-25攻撃機(Su-25SM仕様。機数不明)が改修されたほか、Tu-22M3爆撃機やA-50空中早期警戒管制機への近代化改修も始まった。
 2013年はSu-34とSu-35Sの調達が各12機に拡大される予定であるほか、海軍航空隊向けにMiG-29K艦上戦闘機の引き渡しが開始される。
 また、ゼーリン国防省顧問(前空軍総司令官)によると、空軍は現行の2020年までの装備計画に続き、2025年までの計画を策定しつつあるという。
(http://vpk.name/news/89544_vvs_rf_planiruyut_novyie_razrabotki_aviatehniki.html)
 現行計画で調達されている機種の改良型や、新設計の新型爆撃機、攻撃機、小型戦闘機などの調達が盛り込まれる由。

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★『軍事研究』6月号 и Yahoo!ニュース

★『軍事研究』6月号
今月号では、ロシアの生物・化学兵器プログラムについて書かせていただいております。
冷戦の遺物かと思いきや、実はまだまだアクチュアルな問題なのだ、ということを書いております。




★Yahoo!ニュース個人
Yahoo!ニュース個人では、昨日の戦勝記念パレードをこれを巡るポリティクスについて書いております。
何かと政権の軍に対する配慮が見て取れ、興味深いパレードでした(閲覧無料)。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/koizumiyu/20130509-00024847/

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★『赤星通信』第40号

旧ソ連・ロシアの軍事・安全保障上をお届けするメルマガ「赤星通信」の最新号を配信しました。
今回はついに40号です。
3本の記事の中から、当ブログでは、ロシア陸軍に師団編成が復活するという記事をご紹介します。
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目次
★師団編成の復活を決定
★飛行場の近代化・再建
★新型ロケットの開発遅延
★編集後記



★師団編成の復活を決定
 今年5月4日、ロシア国防省は、モスクワ州に駐屯する2つの部隊を師団編成に改編することを発表した。
(http://www.ria.ru/defense_safety/20130504/935791082.html)
 対象となるのは第5独立自動車化歩兵旅団と第4独立戦車旅団で、それぞれ軍改革前の名称に戻される。
 復活する名称は、前者が「タマン名称赤旗勲章授与親衛自動車化歩兵師団」、後者が「カンティミール名称レーニン・赤旗勲章授与戦車師団」である(かっこいい)。
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写真:タマン旅団を訪問したプーチン大統領

 この改編は5月9日の戦勝記念日までに実施され、両師団は新名称でパレードに参加するという。
 本メルマガ第34号でも取り上げた通り、ロシア国防省はすでにモスクワに駐屯する儀仗連隊と憲兵連隊に帝政時代の名誉称号である「プレオブラジェンスク連隊」と「セミョーノフ連隊」の名を授与することを決定している。
 両連隊もパレードには登場する筈なので、明後日の赤の広場では、帝政ロシア時代とソ連時代の物々しい名誉称号を持つ部隊が一緒にパレードを行うという光景が見られるはずだ。
 こうした一連の懐古的な政策は、軍の士気向上を狙ったものと見られるが、師団への改編についてはやや注意を要する。
 本メルマガで幾度か触れたように、ロシア軍は軍改革の過程で陸軍のほぼ全部隊(北方領土駐留の第18機関銃砲兵師団を覗く)を師団から旅団に改編した。
 これによって部隊規模をコンパクト化し、機動性が高くかつ局地戦に向いた部隊への変革を目指したのである
(ちなみにこれは早くから対ゲリラ戦の矢面に立たされてきた内務省国内軍が一足先に採用した方針でもあった)。
 こうした中で、「師団」が復活することになったわけだが、それが単に名誉称号なのか、部隊の構造自体も完全に旅団から師団へと改編されるのかについては明らかになっていない
 ただし上記記事では「新しい構造」という言葉が出てくるので、本式の師団編成が復活する可能性が濃厚である。
 この場合、それが首都駐留のエリート部隊に限った措置なのか(たとえば前述の国内軍は首都防衛部隊のみ師団編成としている)、あるいは全軍に師団化への流れが波及するのかが焦点となろう。
 もし後者であるならば、大規模戦争型から局地紛争型へのシフトを指向していたセルジュコフ元国防相の改革が巻き返されることを意味するためである。



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★『赤星通信』第39号 ショイグ国防相のベラルーシ訪問

旧ソ連・ロシアの軍事・安全保障情勢をお届けするメルマガ『赤星通信』の第39号が配信になりました。
今回はショイグ国防相のベラルーシ訪問に関する5つのトピックスを取り上げています。
本ブログではこのうち、ロシアがベラルーシに戦闘機部隊を配備するというニュースを公開致します。
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赤星通信第39号 ショイグ国防相のベラルーシ訪問
2013.4.29



目次
★ショイグ国防相のベラルーシ訪問
 (1) 全般事項
 (2) ベラルーシへの戦闘機配備
 (3) S-300防空システムの供与
 (4) ロシア製戦闘機20機の導入交渉
 (5) ザーパド2013演習
★編集後記



(2) ベラルーシへの戦闘機配備
SAVX8970-1.jpg
 興味深いのは、ベラルーシ領内にロシア空軍の戦闘機部隊基地を設置することを検討する方向で合意したとショイグ国防相が発言したことである。
 ショイグ国防相によると、2013年中にも戦闘機部隊の実戦配備を開始し、2015年には1個航空連隊(24機)規模とするという。
http://function.mil.ru/news_page/person/more.htm?id=11729810@egNews
 ロシアとベラルーシは「連合国家」という建前をとっているが、実際には形骸化しており、軍事的にも緊密な関係とは言いがたい。
 現在、ロシア軍がベラルーシ領内に置いている軍事力は弾道ミサイル警戒レーダーのみであり、地上部隊や空軍部隊は配備されてこなかった。
 しかし、上記の計画が実現すれば、ベラルーシにロシア最大の国外航空基地が出現することになる(このほかにはアルメニアとキルギスに航空基地があるが、いずれも配備機数は20機以下)。
 もうひとつ気になるのは、ショイグ国防相が「航空連隊」という言葉を使ったことだ。
 軍改革の課程でロシア空軍は従来の航空師団や航空連隊と行った編成を原則的に廃止し、「航空基地」という新たな編成に移行している。
 しかし、セルジュコフ国防相の下で進められたこの種の改革には不満も多く、軍がかつての編成を復活させようと画策している兆しも見える。
 「航空連隊」はショイグ国防相の口が滑っただけなのか、何らかの形でかつての編成を復活させることになるのか、合わせて注目されるところだ。



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最近の書き物
★『プーチンの国家戦略』(単著)

 2016/10/26発売。幅広い読者の皆様向けに、安全保障政策を中心とした筆者なりの「ロシア論」を初めて展開してみました。プーチン大統領を取り巻く情報機関人脈、イスラム過激派、宇宙といった新トピックも盛り込んでいます。

★『軍事大国ロシア』(単著)

「軍事大国ロシア」を、軍事力、戦略、対外関係、軍需産業、社会など様々な側面から描き、その実態を浮かび上がらせようという試みた一冊。専門書の体裁なのでやや硬め。

★ドミトリー・トレーニン著『ロシア新戦略』(共訳)

カーネギー財団モスクワ・センター所長である著者がソ連崩壊後のユーラシア世界を描き出した労作。管理人も翻訳に参加しています。

★「イラストでまなぶ!ロシア連邦軍」(共著)
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