★赤星通信第37号 CSTO合同航空部隊設立の動き

赤星通信の第37号が配信になりました。
今回は、MiG-31の生産再開がロシア議会で話題になっていることと、CSTO(集団安全保障条約機構)内に合同航空部隊を設立する動きについて紹介しています。
本ブログでは後者の記事を公開致します。
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★CSTO合同航空部隊設立の動き
 アフガニスタンからの米軍撤退と中央アジア諸国への影響力強化を狙って、ロシアがCSTO(集団安全保障条約機構)の軍事的強化を図っていることは、本メルマガで幾度か触れた。
(詳しくは『軍事研究』誌2012年9月号の拙稿を参照)
 昨年12月に開催されたCSTO首脳会議では、ロシア側から、
・ CSTO合同軍の設立(雑多な合同部隊の統一)
・ 常任統一総司令官の設置(現状は各国参謀総長が持ち回りで兼任)
・ 各国への武器供与(同盟国価格)
・ ロシア軍が一部諸国の防空・航空部隊を肩代わり
 といった提案があったが、ロシア側に軍事力を握られることを嫌う国々も多く、流れていた。
 しかし、最近の報道によると、CSTO内で合同航空部隊を設立するという話がまた浮上してきたようである。
(http://ria.ru/defense_safety/20130416/932935738.html)
 CSTO副事務総長のワレーリ・セミリコフによると、合同航空部隊(KAS)設置に関する合意の原案は今年末までには作成され、各国首脳に提示される見通しであるという。
 セミリコフによると、KASは戦闘機、爆撃機、輸送機、偵察機など全ての種類の軍用機を擁し、多様な任務を遂行できる軍事力となる。
 規模や配備場所については明らかにされていないが、現在、ロシア空軍の第999航空基地が置かれているキルギスタンのカント基地を拡張するか、あるいはCSTO加盟諸国内の複数の基地に展開することになるのかもしれない。

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