★『赤星通信』第41号 国家国防発注/2012年航空機調達実績

ロシアの軍事・安全保障情勢をお届けするメルマガ『赤星通信』の第41号を先週配信しました。
今回は、ロシア軍の装備発注が相変わらず価格問題で難航している件と、ロシア軍による2012年度の航空機調達の実績についての記事を配信しています。
本ブログでは航空機調達実績についての記事を公開します。
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赤星通信 第41号 国家国防発注の契約は今年も難航/2012年度の航空機調達実績
2013.5.13

目次
★国家国防発注は今年も難航
★2012年度の航空機調達実績
★編集後記



★2012年度の航空機調達実績
調達の進むSu-34戦闘爆撃機
 上記の記事中におけるボリソフの発言では、これまでの装備担当国防次官が行ってきた装備品の調達実績に関する説明がほとんど聴かれなかった。
 唯一あったのは航空機関連で、2012年が合計35機、2013年が60機、2014年は100機としている。
 航空専門誌 “Взлёт”3月号によると、2012年中にロシア軍が購入したのは、

・Su-30SM戦闘爆撃機2機(昨年:0機)
・Su-34戦闘爆撃機10機(昨年:6機)
・Su-35S戦闘機8機(昨年:2機)
・Yak-130練習機15機(昨年:8機)
 合計:35機(昨年:28機)

である。2011年と比べると航空機調達が着実に伸びていることが見て取れよう。
 旧式機に対する近代化改修も進み、MiG-31迎撃戦闘機(MiG-31BM仕様。15機)とSu-25攻撃機(Su-25SM仕様。機数不明)が改修されたほか、Tu-22M3爆撃機やA-50空中早期警戒管制機への近代化改修も始まった。
 2013年はSu-34とSu-35Sの調達が各12機に拡大される予定であるほか、海軍航空隊向けにMiG-29K艦上戦闘機の引き渡しが開始される。
 また、ゼーリン国防省顧問(前空軍総司令官)によると、空軍は現行の2020年までの装備計画に続き、2025年までの計画を策定しつつあるという。
(http://vpk.name/news/89544_vvs_rf_planiruyut_novyie_razrabotki_aviatehniki.html)
 現行計画で調達されている機種の改良型や、新設計の新型爆撃機、攻撃機、小型戦闘機などの調達が盛り込まれる由。

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