★Kindleを実戦配備した件

ふとしたきっかけでAmazonの電子書籍リーダーKindleを買ってみました。



画面が電子インクで非常に見やすいのと、操作が直感的で簡単なのとで使い勝手がいいです。
バッテリーも相当保つようで、先週買ってから一度も充電していないのにまだ十分動いています。
難点は無線LAN環境が無いと商品のダウンロードができない点でしょうが、まぁこれはどのリーダーやタブレットでも同じだと思いますし(多分)。

物書きとしての立場からありがたいのは、洋書が安く、しかもすぐに手に入る点ですね。
英語の研究書は最近、高価なハードカバーと廉価なペーパーバックを同時に出すようになっているのでまだいいとして、急いで欲しい本が何週間も待たなければ手に入らない、ということがないのが嬉しいです。
これでロシア語の本も手に入るようになれば最強なんですが、まだAmazonはロシアに進出していないのですよねぇ。

ちなみに冷戦ノスタルジスト兼団地マニアでもある筆者は、記念すべきKindle第1冊目として原武史『レッドアローとスターハウス』を購入してみました。



団地と社会主義の親和性という観点から、バリバリの反共・親米家であった堤の「西武帝国」で逆に革新勢力が勢いを伸ばしていった、という異色の冷戦史です。
筆者は『滝山コミューン一九七四』など以前から日本の社会主義と団地についての論考を発表していますが、本書は特に「読ませる」ものであったと思います(『滝山〜』のほうは、ちょっとどうかなと思われるところもありましたし)。
また、日本の団地とソ連の団地の比較をモスクワのノーヴィチェリョームィシュキ団地訪問記を交えながら論じていますが、僕もこの団地のすぐ隣(徒歩圏内)に住んでいたため、そういう意味でも面白い本でした。
そして何より、構成主義風の表紙がかっこいい!
ハードカバー板も出ているので、Kindleユーザー以外の方にも是非お勧めします。
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