★『赤星通信』第46号 ロシアの新型偵察衛星ほか

暑いですね。
湿気のせいか、少し前まで何でも無かった距離のジョギングが妙に辛かったりします。

それとロシア空挺軍が配備している空中投下式教会を調べようと画像検索をしたらこれ↓が出てきて、激しく「これじゃない」と思いました。

http://www.kavicom.ru/uploads/images/e84d4e081f555e6bcd1e76d8242c2943.jpg

それはそうと今回の『赤星通信』はロシアがシリアへのS-300防空システム供与にやや慎重な姿勢を見せ始めたという話題と、新型偵察衛星の打ち上げに成功したという話題の2題をお届けしております。
本ブログでは偵察衛星についての記事の一部を公開します。

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赤星通信 第46号 S-300防空システムを巡る話題2題/新型偵察衛星の打ち上げに成功
2013.6.17



目次
★S-300防空システムを巡る話題2題
★新型偵察衛星の打ち上げに成功
★編集後記



★S-300防空システムを巡る話題2題
(略)



★新型偵察衛星の打ち上げに成功
 6月8日、ロシア航空宇宙防衛軍はソユーズ2.1bロケットで新型偵察衛星「ペルソナ」をプレセツク宇宙基地から打ち上げ、軌道投入に成功した(登録番号コスモス2486)。
 ペルソナの打ち上げ成功はロシアにとって大きな意義を持つ。
 『軍事研究』誌2013年5月号に詳しく書いたが、実はこれまでロシアは、リアルタイムに偵察情報を入手可能な衛星を保有しておらず、数ヶ月に1度、フィルムが地上に落下してくるのを待つしか方法がなかった。
 しかも衛星は年に1度程度しか打ち上げられず、その寿命は100日内外であったから、年間の大部分は全く衛星によるカバーが存在していない。
 諸外国の大部分がリアルタイム偵察能力を獲得していることを考えると、ロシア軍の態勢は驚くほど後進的であったと言える(我が国でさえ光学衛星2機、レーダー衛星2機で常時監視体制を取っている)。
 2006年には連邦宇宙庁が地球リモートセンシング衛星「レスールス-DK」を打ち上げたことで、この衛星からの情報は利用可能になっていたと思われるが、軍専用ではないために使い勝手はよくないと思われ、解像度も低い。
 ただ、ロシアもまともな衛星偵察能力を持とうとしてこなかったわけではない。
 2000年代初頭まではロシア軍もリアルタイム型の「ネマン」を打ち上げていたのだが、これは解像度が低すぎるということで調達が中止されており、より高精度の「アルコン」は打ち上げ早々に機能を停止していたという事情がある。
 こうした中で2008年、ペルソナの1号機が打ち上げられた。
 ペルソナは高解像度・長寿命・リアルタイム伝送可能と現代的な偵察衛星の条件を満たしていたが、後に判明したところによると、アルコンと同様に打ち上げ早々に機能を喪失していたらしい。
 偵察衛星は高度数百kmを飛行することが多いが、この高度で想定される放射線対策が十分でなく(一節には安物の部品を使ったために対放射線リダンダンシーが低かったとも言われる)、あっという間に故障してしまったらしい。
 そこで仕方なくフィルム式の「コバルト-M」を相変わらず打ち上げ続けていたわけだが、今回、ようやくペルソナの2号機が打ち上がったという次第である。
(後略)

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