最近読んだ本 『現代ミリタリー・インテリジェンス入門』ほか

今月に入ってから読んだ本など、いくつか徒然なるままにご紹介。


まずはおなじみ井上孝司先生の『現代ミリタリー・インテリジェンス入門―軍事情報の集め方・読み方・使い方』
「入門」と銘打っていて、実際にとても分かりやすい本でもあるんですが、同時に相当高度なインテリジェンスの教科書にもなっていると思います。随所に井上先生自身の執筆活動に基づく生々しいエピソードや歴史上の事例が添えられているのも分かりやすく、同業者として身の引き締まる思いでした。
これ、某情報統括官組織は必読の書として購入されることをお勧めします。


インテリジェンス絡みではもう一点、『国際メディア情報戦』 (講談社現代新書)も読んだ。かのドキュメント 戦争広告代理店 (講談社文庫)の著者、高木氏が、その舞台裏やその後の最新事例をまとめたもの。
いや、別にこの種の本ばかり読んで何か企んでるというわけじゃないんですが。


とにかくエキサイティングだったのが『独裁者に原爆を売る男たち 核の世界地図 』(文春新書 941)。漠然とは知っていたカーン博士による「核の闇市場」の実態を、その勃興から終焉まで追ったもので、核不拡散に対する関心だけでなく、一種のミステリを読んでいるような気分で一気に読了。
関連記事
スポンサーサイト

テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

広告
最近の書き物
★『プーチンの国家戦略』(単著)

 2016/10/26発売。幅広い読者の皆様向けに、安全保障政策を中心とした筆者なりの「ロシア論」を初めて展開してみました。プーチン大統領を取り巻く情報機関人脈、イスラム過激派、宇宙といった新トピックも盛り込んでいます。

★『軍事大国ロシア』(単著)

「軍事大国ロシア」を、軍事力、戦略、対外関係、軍需産業、社会など様々な側面から描き、その実態を浮かび上がらせようという試みた一冊。専門書の体裁なのでやや硬め。

★ドミトリー・トレーニン著『ロシア新戦略』(共訳)

カーネギー財団モスクワ・センター所長である著者がソ連崩壊後のユーラシア世界を描き出した労作。管理人も翻訳に参加しています。

★「イラストでまなぶ!ロシア連邦軍」(共著)
検索フォーム
リンク
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: