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伊奈さんのこと


タリンのホテルで寝る前にTwitterをみていたら、七尾旅人氏というミュージシャンが以下のようなツイートをしていた。
 

なんだよもう向井秀徳からこんなこと言われたら溶けちゃうでしょうミュージシャンなら(七尾さんの音楽聴いたことないのだけど)。
「蘇”る”性”的”本”能”」


日経新聞に伊奈久喜氏という名物記者が居て、いつも蝶ネクタイなことで有名だった。
この先蝶ネクタイは一切登場しないがとにかくそういう人物が居てこの界隈では鋭い筆力で知られた人物だった。
10年かそこら前に、偉いおじさんに連れられて伊奈さんと同席した際に、あからさまに軽んじた扱いを受けた。それ以来、なんやねんこのおっさんはと思っていた。
5年ほど前に国際安全保障学会の懇親会で再開した時、「新人論文賞に君のを推薦しといたんだぜ。僕の尽力にも関わらず落ちちゃったじゃないか」といったことを言われて「はぁ」というような間抜けな返事しかできなかった。
伊奈さんはその翌年か翌々年くらいに亡くなってしまい、それから数年後に引っ越した先の横浜の裏通りをお盆に歩いていたら伊奈さんそっくりのおっさんを見かけた。
盆だから伊奈さんも帰ってくるだろうと思ったが、盆というのは死者がその辺を歩いているイベントではなかったはずだ。
第一、蝶ネクタイをしていないではないか(この先蝶ネクタイは登場しないと言いつつ、した)。

先日、国際安全保障学会で拙稿が新人論文賞というものを貰ったところだが、冒頭のツイートを目にして伊奈さんのことがしきりに思い出される。結局、そのたった二度、会っただけなのだけれども。



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Category: 雑記
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