ロシア空軍のSu-30シリーズ導入について

ロシア空軍のSu-30シリーズ導入について、ニュースが2件出てきた。

第一は、Su-30M2を今年中に8機追加購入するというニュース。
Su-30M2は2009年のモスクワ航空ショーで4機分の契約が結ばれ、昨年末にカフカスと極東に2機ずつ配備されていた。
これらの基地には近代化改修型のSu-27SMとSu-27SM3が配備されており、Su-30M2はSU-27SM/SM3を補完する訓練・攻撃型という位置づけと見られる。
国防省の発表によれば、このうちカフカスのクルィムスク基地に8機のSu-30M2が追加配備され、今年中に合計10機体制になるという。

第二のニュースは、Su-30SM戦闘爆撃機の調達である。
SU-30SMは今年のモスクワ航空ショーでイルクートのフョードロフ社長が言及した機体で、より戦闘爆撃機としての性格が強いと見られる。
フョードロフは、空軍に28機・オプションで海軍に12機という数字を挙げていたが、当時はまだ「交渉準備を行っている」という表現であったため、本当に空軍に導入の意向があるのかどうかは明らかでなかった。
しかし、今月8日にゼーリン空軍総司令官が行った記者会見で、同司令官はたしかに空軍が28機のSu-30SM導入を意図していることを認めた。
同司令官によれば、28機という数字は最終的なものではなく、とりあえずパイロットの訓練に用いる分である。早ければ2012年にも契約を締結し、同年中に最初の2機を受領したいとしている。
空軍はSu-34戦闘爆撃機の導入も進めているが、非常に高価であることから、Su-30SMとのハイ・ロウ・ミックスで調達を進めていくものと思われる。


それから宣伝です。
今月号の『軍事研究』に今年秋に実施されたロシア軍の大演習「ツェントル2011」について書かせていただきました。同演習は、2009年から始まった一連の大演習の第3弾であり、軍改革の成果や脅威認識を検討するうえで非常に興味深い演習でした。ご興味がおありの向きは是非にご覧ください。

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No title

はじめまして。
前ブログのから拝見していました。
アマゾンにて『ロシア軍は生まれ変われるか』を購入させていただきました。
読むのが楽しみです。
次の更新楽しみに待ってます。


Re: No title

はじめまして。
本をお買い上げいただきありがとうございます。
ブログの方はすっかり更新が滞っておりまして申し訳ありません。
ちょっと今月中は時間がとれるかどうか分からないのですが、書きたいことはいろいろと溜まっておりますので、近いうちにアップさせていただきたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

No title

どうもこんにちは、熊です。
今日、本が届きました。
とても楽しく拝見いたしました。
ソ連軍からの改革が武官ではなく文官のセルジュコフさんによって進められていることに自分は大きな希望を持っています。
そしてあの大きな国は急には曲がることが出来ないことがわかりました。
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