★近著

ご無沙汰しております。なんか毎回そんなことばかり言ってる気もしますが(笑)。
先日、半年振りぐらいにモスクワへ出張してきました。
3泊5日の弾丸旅行だったのですが、いろいろと面白いものが見られて満足でした。
ちなみに今回はコムソモーリスカヤから徒歩15分くらいのところにあるホテル「ヴォルガ」に泊まったのですが、元々アパートだったのを改装したとかで、キッチンや居間がついたなかなか居心地のいいホテルでした。
家族で長期滞在するのにいいかも(あんまり安くはないですが)。

ところで先日紹介したトレーニンの訳書が正式に発売になりましたので、あらためてご紹介。
元ウズベク大使の河東先生、防衛研究所の湯浅先生と、私の3人による共訳です(原著はワシントンのカーネギー財団より "Post Imperium"のタイトルで発行)。



前回も書きましたが、ソ連崩壊後のロシア、旧ソ連、そしてユーラシア全体を、政治、社会、安全保障、宗教、民族など多様な観点から描き出した労作です。
ロシア全体を把握できる好著としては小田健氏の『現代ロシアの深層』
がありますが、同書が教科書的にロシアの現状を解説しているのに対し、トレーニンは螺旋階段を登るように同じテーマを何度も繰り返し登場させつつ、毎回違ったアプローチで切っていくという手法をとっているのが興味深いところ。
かなり大部な本ですが、価格も比較的リーズナブルですので、是非手にとって見ていただければと思います。

そのほか、今月の『軍事研究』誌で、ロシアの戦略核戦力について取り上げました。
これまで減少する一方だったロシアの核がついに下げ止まりの底を打ち、いよいよ増強に転じつつある・・・というお話です。
今回は核軍縮や装備計画の中の話ではなく、記事丸ごと核についてネットリと(笑)書き込めたので、筆者としてはなかなか満足でした。


それから今回は米三軍の装備計画のお話が載っており、大変勉強させていただきました。
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★ドミトリー・トレーニン著『ロシア新戦略』(共訳)

カーネギー財団モスクワ・センター所長である著者がソ連崩壊後のユーラシア世界を描き出した労作。管理人も翻訳に参加しています。
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