★『赤星通信』第19号 ロシアのグローバル偵察システム?ほか

旧ソ連・ロシアの軍事・安全保障情報をお届けするメルマガ『赤星通信』の第19号が配信になりました。
今回はロシアがグローバル偵察システムを開発しているという噂、全ロシア陸軍中、常時即応部隊がわずか14個旅団しかないらしいというお話、そして徴兵期間の延長に関する議論の3本でお届けしました。
本ブログでは、最初のグローバル偵察システムについての記事を公開します。

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赤星通信第19号 ロシアがグローバル偵察システムを開発?/ロシア陸軍の即応体制/再燃した徴兵期間延長論
2012/12/3

 旧ソ連・ロシアの軍事・安全保障情報をお届けするメルマガ『赤星通信』の第19号をお届けします。
 今回は謎の新偵察システムの噂、意外と(やっぱり)低かったロシア陸軍の即応体制、そして徴兵期間延長に関する議論についてです。



目次
★ロシアがグローバル偵察システムを開発?
★ロシア陸軍の即応体制
★再燃した徴兵期間延長論
★編集後記



★ロシアがグローバル偵察システムを開発?
 『イズヴェスチヤ』紙によると、ロシア国防省は多方位偵察情報システム(MRIS)と呼ばれるグローバル偵察システムを開発中であるという(http://izvestia.ru/news/540389)。
 国防省筋によると、このシステムは数千km離れた場所から航空機や艦艇の位置を特定できるもので、現行の航空・宇宙・電波偵察手段を超える有効性を有する。
 詳しい原理は明らかでないが、艦艇・航空機・その他が発している電波(レーダー、衛星航法システム、電波高度計その他)や熱を捉えるものであるとしているので、おそらくは何らかのELINTシステムと赤外線センサーを組み合わせたものなのだろう。
 前述の国防省筋によると、すでにこのシステムは部分的に試験を開始しており、いくつかの目標を追跡したり識別できるとしている。
 事実であるとすれば、こちらから電波を出さないパッシヴな手段で超長距離から艦艇や航空機まで探知できてしまうわけだから、そのメリットは絶大だ。
 ただし、『イズヴェスチヤ』の軍事ネタはショッキングである分、割にガセが多いので、現状では話半分か4分の1程度に聴いておくべきだろう。
 以下、「国防省筋」の談話内容をまとめる。
 ・MRISを構成する一つのアンテナは数十平方メートル
 ・偵察機や偵察衛星に対しては位置を秘匿できる(どういう理屈かは言及無し)
 ・最初の試験は2009年に実施。モスクワ近郊のシステムを使用してバレンツ海の航空機や艦船を偵察し、航空機のコースを数mの精度で探知できた
 ・英国のBAE社もNAVSOPという計画名で同じような秘密プロジェクトをやっている(検索すると、BBCに簡単な解説があった。http://www.bbc.co.uk/news/technology-18633917


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Category: 雑記
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